ファーストステージ故障

ダイバーの友人が、伊豆で潜ってきた。いきさつはわからないが、奥さんのレギュレーターを借りて潜ったそうな。しばらくすると、レギュレーターがフリーフローしてきたそうな。しばらくすると、今度は、オクトパスからもフリーフローし始めたそうな。
当然の事ながらダイビングは、中止して上がったそうです。
その後、オーバーホールに出したそうです。説明してオーバーホールに出したそうなんですが、直るのでしょうかね。
昔、仲間の1人がグアムにて水深20mでレギュレーターから海水しか出てこなくなって、オクトパスに交換しても海水しか出てこなくなって、パニックを起こした彼は、水深20mから緊急浮上してしまいました。
(緊急浮上後、彼はボートで純酸素を与えられていました)
その彼のファーストステージは、もう二度と使わないで保管してあります。(因みにTUSAです)
レギュレーターやオクトが故障してもいいですが、ファーストステージのフリーフローしない故障は、最悪です。
怖いですよね。部品交換して直るんでしょうか。

因みにこの友人とその他のグループのメンバーは、PADIドルフィンスキンダイバーSPを取り、スキンダイビングを練習していました。
20mの緊急浮上出来たのもそのおかげと言っていました。最近、ぽんたドルフィンスイムクラブには、ダイバーの方がきっちりスキンダイビングを学びたいと来ている人もパラパラ見かけるようになりました。海に出るので、自分を守るためにも海スキルは、アップしておきたいですよね。

最悪のケース(ファーストステージ故障にてエアー供給が止まった場合の対処)
バディーとの距離があり、閉息潜水に自身が無い方は、その場に留まり故障したファーストステージを外す。
タンクのバルブの開け閉めをして、呼吸をする。緊急浮上しないで、水面まで上がれる方は、BCDを外し前向きに装着。
そのまま、ゆっくりとバルブを開けてエアーを吸いながら浮上。特に最後の5mは、20秒以上かけて浮上する。
急浮上して、減圧症になってしまうリスクのある人は、水底で待った方がいい。まともなガイドなら、迎えに来てくれるはずである。対応方法は、沢山あります。通常のレジャーダイビングでは、バディ潜水が大事です。

最悪ではないけど対応力が必要(レギュレーターやオクトパス故障のフリーフロー)
昔、初島をガイド中にレギュレーターがフリーフローしました。丁度、ツアー終わり岸に戻ってくるところだったので、良かったのですが、そのままオクトパスに切替えてレギュレーターは、ホースを折り曲げてフリーフローを停止させました。意外と知らないフリーフローの対処方法ですね。

「通常のレジャーダイビングでは、バディ潜水が大事です」
新しくCカードを取った方は、PADIのOW講習時にやっていると思いますが、水中では2秒以内にバディに届く範囲にいるという事を肝に命じておかないといけないですね。

ファーストステージ故障